ダイヤモンド社の「CAR and DRIVER」誌の「ユーザーの不 満と満足」のコーナーでは、私の知っている限り過去に2度デルソルが 取り上げられています。 1994 OCTOBER − 10日号 1996 APRIL −26日号 の2冊です。 本当はユーザーの感想までこのホームページに掲載してしまいたいので すが、そこまで引用するとさすがに問題があると思うので控えますが、 もし興味のある方がみえましたら、古本屋等で上記の号を探してみて 下さい。 同サイズの車である為か、2冊ともロードスターといっしょに掲載され てます。ユーザーの感想を見比べてみるとなかなか面白いですよ。 はっきりと好みが別れているの事が分かります(笑)
さて、以下「CAR and DRIVER」誌からの引用です。
ライトウェイトスポーツの代名詞的存在だった初代&2代目から オープンカーの新しい価値観を提唱するファンカーへと変貌を遂 げたCR−X。 オーナー6名からその真価を聞いた。 両グレードとも低回転域でのトルク不足を嘆くオーナーが多かっ たが、ユーノス・ロードスターと同様に「圧倒的なパワーで流す 車ではない」とあっさりかわすオーナーがほとんどだった。 流して走る楽しみを味わうという位置づけを持つようだ。 オープンカー感覚の開放感とCピラーを持つクーペの安心感との 融合が独自の雰囲気を作っていて、ほぼ全員がそれを評価してい た。 調査に協力していただいた6名中2名がすでに乗り換えていたが 、クルマ自体に問題を抱えていたわけではない。 ただ「不人気車」との指摘からリセールバリューを心配して早め に手放したというオーナーもいた。 どの世界でも新境地を切り開く先駆者の風当たりは強いのだろう
CR−Xデルソルの最大の魅力は、なんと言ってもトランストッ プにある。 このオープンルーフの存在は、メーカーのコンセプト「オープン カーの快適さと、セダンの剛性と快適性」を確かに両立させてい る。 しかしSiRのオーナーが口々に「面白い」と感嘆しているのは 、爽快さと剛性と快適さより、むしろ丸山さんの「ガンダムみた い」であり、細川さんの「遊び感覚」といった言葉の中にあるの ではないか。 CR−Xのユーザーとなる人は、その遊び感覚を身につけた人た ちである。だからこそ必然的に満足度は高いのであろう。 しかし現実は「面白い車が普及していない」。 それは遊び心を持ったドライバーが少ないからだともいえるのだ 。CR−Xは新しい価値観を提示するが、それをキャッチするの はドライバー自身なのである。
ちなみに、この満足度ってディーラーの対応もかなり影響してく るんですよね。 よく、「車自体の満足度は100なんだけど、ディーラーの対応 があまりにも不親切だったので満足度は70です。」 なんてコメントをよく見かけますよ。 満足度って車の出来だけでなく、ディーラーの対応も大きな要因 なんですね。 いいカーライフを送るには、いいディーラーを見つける事も大切 なんですね〜