デルソル乗り「愛の絆」 |
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80番で登場した50歳の赤デル乗りのきんゆうです。何の因果か、再び登場させて頂くこ とになりました。実は赤デル購入後半年あまりで、娘が追突事故を起こしまして、愛するデ ルは惨めなフロントに・・・(添付写真1)。JAFにベルノまで運んで貰ったのですが、直すと 50万位かかりますよと無情にも廃車を勧めます。そんなに費用がかかるのならば、修理 はあきらめるしかなく、私の「2シーターの遊び車を乗り回す」という長年の夢は、悲しくも あっけなく終わりをつげることになりました(涙)。 しかしながら、雨の日と真夏以外はオープンで走る解放感、周囲で誰も乗っていないのは 当たり前、過去にデルを持っていたという人の話さえも聞いたことがないという希少性(不 人気?)、非常にまれなことではありますが走行中に他のデルと出会うとつるんで走るお 約束などなど、半年の間に身についてしまったデルソル乗りの中毒症状からはもう抜ける ことが出来ない体になっていました。そこで、悩んだ末に再びデルを買うことを決意しまし た。しかし、直すよりも買った方が安いというのも、またこれは悲しいデルソルのお話です ね。 どうせなら "真性デルの悩み"を味わってみようと(笑)今度は平成4年のSiRのトランスト ップにしてしまいました。当然ウェザーストリップは対策前の突起のないもの→雨漏り必至、 何故かドライブ先で閉まらなくなるトランストップの法則。この2大のトラブルを経験しな いと、真のデルソル乗りとはいえないと、「愛と友情のデルソル」が教えてくれたからです。 これで、晴れて私も皆さんの持つ「屈折したデルソルへの愛」を共感できるわけです。(私 も結構ゆがんでますね) 平成4年の5月登録、もう11年落ちの車ですから、あまり期待もしていなかったのですが、 意外とこれが良い車に当たったようです。前の赤デルは、お約束通りプラスチック部分 のピンクへの色落ちがあり、他の部分もムラが出てきていました。今度の銀デルは3年も 余計に生きているのに、非常にきれいに塗装が保たれています。(添付写真2)前オーナ ーが大切に乗っていたようで、室内もきれい。カセットはMDプレーヤーに換えてあり、ステ アリングはモモ製に交換、アルミにはポレンザの205/50-15、どうやらショックも取り替え てあるみたいです(ここまでやると、ちょっと乗り心地が---)。これだけで相当な金額をつ ぎ込んでますね。なんと「CR-X取り扱い説明ビデオ」まで付いてきました。 旧型なのに覚悟していた雨漏りもなく、むしろ対策後のウェザーストリップだった赤デルよ り雨の日でも快適。それになんといってもSiRはVXiとエンジンが全く違います。娘が運転 するから、別にDOHCでなくても、1500の方が税金も安いしと思ってVXiの赤デルを買った のですが、やはりデルソルはSiRが保守本流。アクセルを踏み込むたびに、走るのが一層 楽しくなります。しかし、後輪がディスクブレーキでないのは、今時非常に不安です。特に エンジン性能が高くなっている分よけいに。 ラジオアンテナからガシガシ音が出ていたのですが、トラブル集に従って簡単に修理完了。 バックの時に見にくいので、リアガラスに張ってあった遮光マスクを苦労してはがす時に、 一緒にTRANSTOPのシールがはがれちゃいました。マニュアルトップと思われちゃうかも しれません。残念。2−4年乗れればと思っていたのですが、これなら潰れるまでずっと乗 り続けようかと思い始めた今日このごろであります。まあ、現在の娘の運転と今高校2年 の息子が免許を取った後、またデルに危険がおとずれますけれど。 |
市街地平均燃費 |
平均 8.0 km/l |
高速平均燃費 |
平均 12.0 km/l |
オープン率 |
約 20 % |
改造度 |
約 15 % |
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