TOPコーディネートへの道





第1回「予備トップを購入」

兼ねてから念願だったTOP交換による見た目モデファイを、決行を決断した
のは、「パーツランド名古屋」の話題が出てきた時。
これにより自前で予備を購入する事を決意した。

まずネットで検索して「黒・M−TOP」を探したが残念ながら、在庫無しという
事で、別の色を購入して板金塗装する事にした。
注文後丁度土曜日に配達されてきた。
「おお、丁度いいタイミング!これでこのまま板金屋へ持ち込もう」
と思いながら、物の確認。
箱を空けながら、ふと頭をよぎった思い・・・・・
「これで開けたら、トランストップ用が入ってました!」
って”お約束”が起こったりして・・・何て思いつつ御開帳!
「おお、色は同色のキャプブルーか!・・・・ん?!
このTOP真ん中に太いピンとレバーが・・・・・・・
って事は・・・!!これトランストップ用じゃねーか!!!」
馬路「お約束」!!!
直ぐ連絡して対応、どうも在庫を持っていた所が間違えたよう。
(現在中古パーツはショップが全国ネットを組んで売買している)
夕方にお引き取り願い、この週の作戦はすべておじゃん・・・・

しかし!これがこれから始まるトラブルのほんの序章でしか無かったのです。
(次回へ)



第2回「自家塗装への道」

トランストップのミス配達から、火曜日にマニュアルトップが宅配されてきた。
一応程度を確認。レバー・ピン・ゴムの状態は良好。
左後ろにある、ウインドーストッパー(?)のゴムが割れてるくらい?
程度は中の上以上?。

平日は板金屋へ持ち込めないので、クルマ屋に顔の聞く兄に良い板金屋を
聞く。
そうしたら兄の意見は、
「板金塗装は40×40でも100×100でも値段に大差はない。価格の大半は色
の調合料だ。
大体上塗りのみで3万程度剥離込みなら5万は行く。どうせなら自分でやって
みれば安く済むし、もし駄目ならその時に持ち込めば?」
と言う意見を頂き、のせられた感もあるが自家塗装決行の決意となりました。
と思った矢先仕事で生地を支える金属軸のハメそこないから、右手人差し指
を強く打撲。余り曲げたり、力を入れれない状態となりました。

え!?それがどうしたって?
だってスプレー吹く為には右手人差し指で、押し続けないといけないじゃ無い
ですか!
自家塗装は上手く決行出来るのか!(次回へ)


第3回「自家塗装開始」

1/30土曜日いよいよ自家塗装開始。
まずはカーショップへ買い出し。
トップの色は「フリントブラックM」にして缶スプレーを4本・下地剤プラサフ3本
・クリアー3本。
マスキングテープ・サンドペーパーを購入。
まずプラサフの食い付きをよくする為、サンドペーパー320番で表面に傷を
つける。
この時失敗したのが、広い場所が無い為自室でやったトコロ、見事に塗装粉
が部屋に舞い掃除機かける事に・・・(馬鹿)
その後ゴム・内装部分にマスキングを行った後、家の裏に作った塗装スペー
スへ。

プラサフを吹き始めた所、案の定打撲した指が痛むうえ寒い為、乾燥は早い
が肝心の噴射のガス圧が上がらずあまり長い時間スプレーを噴射できない。
結局乾燥時間待ちの間、ガス圧はスエットのズボンのポケットに入れながら、
体温でポンベを暖めておく事となった。
(ぬるま湯に着けておくと言う裏技もあるが、ガス圧が上がり過ぎて破裂と言
う危険があるので、あくまでも緊急用の最後の手段にしましょう)
噴射は指の怪我の性で移動が早い為上手くサフが定着せず、1日掛かりの
作業となってしまった。
夜は600番の耐水ペーパーで軽くやすり、表面をなだらかに仕上げた。

いよいよ日曜日塗装開始!がそう一筋縄でわではいかないのであった。
(次回へ)


第4回「本塗り」

下地が完成したので、1/31日曜いよいよ塗装開始!
基本的にはプラサフ吹いた時と同じ。指の痛みと寒さに耐えながら塗装を行
う。しかしプラサフと違い、塗装の状態が気になる。
やはりスプレーの移動が早い為か、塗装面が波打って見える・・・結局4本使
い切った所で、日暮れで終了。
夜になって空き部屋にTOPを持ち込み波打を消す為、1000番の耐水ペー
パーを当て木に巻き水砥ぎを行う。
凸凹だったのが良く分かる位、削りカスが消しゴムカスのようにボロボロ出て
くる。
触って見るとなだらかになってきているのが良く分かってきて、「よし」と思っ
た矢先!

「あちゃーー!下地が出てきた!!!」「エッジ部分剥げてきた!」
「何の何のこういう時の為のタッチペンで・・・・・」
ありゃ?表面の光沢状態が全く異なるので見栄え悪い!
「駄目だこりゃ」byいかりや長介

結局後の事を考えて、このまま水砥ぎで表面をならして再塗装をする事で決
定!しかし、これで次の土曜日まで何も出来ない。
これで来週の土日も潰れるな・・・・城山デビュー無理が確定!

次回ようやく塗装完成!しかしまた別の問題が!! (次回へ)


第5回 「本塗りは完成」

2/6・1週間待ちでようやく本塗りのやり直しに入る。
今回は先週の失敗を繰り返さない為、もう3本フリントブラックMを購入。
しかも「SOFT99」の塗装マニュアルとJ’sTipoのガレージコミックを熟読。
指の痛みもだいぶ引き順調に進む。
乾燥待ちで塗装缶を見ていると「フリントブラックM」のMってマイカ?
でも缶にはこれがマイカだという記載はない。
すげー気になる。と言う事でむーぶ氏にメール・shigeki師匠のBBSに質問。
なんとこれはM=メタリックとお教えを受けました。(感謝)しかしややっこしい
・・・
この日は夕方から浜松OFF、完成は間に合わず参加!!
しかし朝から塗装漬けで疲労困ぱいで、飯後急速に睡魔に襲われツーリング
は参加取りやめ。案の定帰宅後爆睡!

2/7完成しなかったので、城山にも参加出来ず朝一で表面を水砥ぎ。
前回の失敗の反省からペーパーを1000→1200〜1500番にして慣らす。
その後クリアを数回に分けて吹いて塗装自体は終了。同じくやすり後コンパ
ウンドで鏡面仕上げ。

これで一応完成した。しかしこのままでは北海道いつみさんと同じ。
少し独特のアレンジを!って思ったのがアフターカーニバル!
それは次回へ



第6回「トップ装着」

黒トップは完成。
しかしこのままでは味気無いので、少しトップに手を加える。
自家塗装も有り、オリジナルの塗装が弱いのも痛感したので、
下地が青なのでサイドのエッジ部分を赤の「カーデコ・テープ」でラインをいれ
る。トップを装着時にゴムと接触する裏部分を黒の「カーデコ・テープ」で保護。
ここで気付いた「黒のトップに赤のライン、こうなれば金ライン入れて無限仕
様にしてしまえ」
と言う事で金を貼った。後から無限のHPを見た所重大な事に気付いた。
私のやったパターンは上から「黒(トップ色)・金・赤」なのだが、
「しまったーーー!無限パターンは赤・金・黒でしゅ!!」
しかし赤を上に持ってくると、エッジ保護の意味は無い!のでこのまま!

3/10水曜日の朝塗装が固まっただろうという事で、出勤前にトップを装着
しようとした。
ところが!!!「げーーーー!!フックがめちゃ固くて掛けれない!!」
裸の状態ではフックは何の問題も無く動いているのに!!
5分ほど格闘したが遅刻しそうなので取りやめ!1度2階に上げたいつものT
OPを装着!
夕方親父に手伝ってもらって、原因を探る事に。
そうすると、少しトップが浮いているようである。
うーん個体差かそれとも中古の為事故車辺りからとってきて、若干歪んでい
るのか。
何とか硬いが装着できる事が判明。何とか完成となった。

しかしこれで終るほど世の中甘くなかったのだ!
次回完結編


第7回「その後」

いよいよ「おはみか」に黒トップデビュー!気合を入れていざ参戦!
と、思った所到着早々「やあどうだい!インテRエンジン積んださわやかチュ
ーン」>ふしみ氏
どーーん!

くう!いきなり大技かい!なんの最初にこれなら、ほとぼり冷めたら一気に!
「下り坂でVスペ事故だって!」なに!!速攻救助へ!
ふうこれで今度こそ!「あ!オールペンの・・・」うんうん(−▽−)「黄デルだ
!」なに!(*_*)
かっこいいジャンか!何の何の次こそ!「あ!白バイだ!」えー俺は何もして
ないぞ!!結局何だかんだで目立たずに終了。

くそー今度はもてぎで!と洗車しようとした所、あれ洗ったのにトップに筋が・
・・・・
「げ!!猫が乗っかって引っ掻きやがったな!!」
小屋をあさって傷消しクリーナーを掘り出して速攻傷消し!
通販で買った「無限」ステッカーも貼って、エセ無限製っぽくなって良いぞ!!
「これでもてぎへGO!」っと思ったのだが、
やはり皆年1のイベントの為気合を入れていたのだった。
でも時間たっぷりだったから、ようやく日の目を見たと感じました。 (完)


まあ、勝手に7回に分けて黒トップ塗装の経緯を紹介してきたのですが、
この話は多少の話の前後と、一部誇張表現が有りましたが起こった事はす
べて事実でしゅ。
馬路で「ここまでか!」と思うほどトラブル連発でした。

なお掛かった経費ですが、
●中古赤トップ:¥15750(送料・税込)
●塗料(フリントブラックM):¥1180×7本×1.05=¥8673(←失敗無
ければ4本で・・)
●クリア:¥980×3本×1.05=¥3087
●プラサフ:¥780×4本×1.05=¥3276

これだけで3万強!これ以外に、マスキングテープ・耐水ペーパー(1000〜
1500番)・
液体コンパウンド鏡面仕上げ用(細め・微細は有り)・コンパウンド用スポンジ
・タッチペン1本・カーデコテープ3色(¥1701)・無限ステッカー2枚(¥168
0)他(大半値段忘れたっす)
最終的には4万位でしょう。
もし板金行うなら、塗装のみで3〜5万(予想)だったと考えると安く済んだが・・
でも自分では予想以上に奇麗には出来たのでOKです。

正直お金があって時間の無い方は、プロに塗ってもらうのが吉と自分では思
いました。
トップの面積は広いので缶スプレーで奇麗に塗るのは、はっきり言ってキツイ
です。これを行う為に土日を3回丸々潰しました。
皆さんこれでも自家塗装行いますか?!
何なら下地だけは自分でやって持っていくってのもOKかな?



寄稿:プロジェクト34 さん
スペシャルサンクス(塗装アドバイス):shigeki様・むーぶ様・morazo様
「プロジェクト商会(電脳版)」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~D-proje/

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