見た目向上ピカピカ大作戦



皆さんのデルソルの調子はどうでしょうか?ばっちりですか?
デルソルも発売が開始されてからもうすぐ10年が経過しようとしていますね。
10年と一言に言ってしまうと簡単なんですが、なんだか気が遠くなるくらいに長い時間と
いえますね。
そんな長い時間を過ごしてきたデルソルには色々なところで劣化が始まっていると思いま
す。今回は、その劣化してしまった部品の中でも、見た目に大きく影響するパーツをピッ
クアップし、交換のレポートをしてみました。
題して「デルソル 見た目向上ピカピカ大作戦!」 これで、見た目だけでも新品気分を
味わう事が出来るでしょう(笑)



● エクステリア編

私のデルソルは屋根なし駐車場にて保管しているのですが、それゆえに耐えず雨や紫外
線にさらされており、外観的な劣化も酷いわけです。
中でも特にひどいのが、ワイパーブレードとリアウインドウロアモールでした。ワイパーブ
レードは赤茶色の錆びが特に目立つ様になってきましたし、リアウインドウロアモールは、
表面のゴムが劣化してぽろぽろ剥がれてくる様になってしまったのですよ。
もちろん他にも塗装とか、かなり劣化している所はあるのですが、その2箇所が特に酷く、
かつ目立つために、まるでぜんぜんメンテナンスをしていない車である様に見えてしまいま
す。多少の傷くらいならばこれほどイメージが悪くはなりませんが、なんせ錆びと剥がれで
すからね。

ワイパーブレードの錆びは特に最近酷くなってきました。今までは塗装が剥げて銀色の下
地が出てくる程度だったのが、急に錆びはじめてきたのですよ。
下地の銀色が見えているだけならばそれほど気にならなかったのですが、さすがに錆びが
出てくると気にしない訳にはいかなくなりました。
今まで塗料を塗ってごまかしてはいたのですが、いかにも再塗装をしたという感じでゴテゴ
テになってしまい、錆びほどではないのですが見栄えを悪くしていました。

リアウインドウモールは、もう4〜5年前からヒビが入ってきてましてどんどん劣化が進んで
いるのは分かっていたのですが、ここ最近ではその表面のゴム剥がれが特に目立ってき
たのです。見栄えが悪くなるだけでなく、洗車をしているとその剥がれたゴムがボディに付
着して困るほどでした。


しかし、考えてみれば、この特に劣化の激しい部分だけを交換すれば、見た目もピカピカ
で新品同然(の様な気分)になると言える訳です。
そこでさっそくディーラーへ行って、この部分を交換してもらう事にした訳ですよ。
ワイパーブレードは、見た目が悪くなっているだけで機能的にはまったく問題ありませんで
したが、ここは新車並のピカピカさを醸し出す為に、ワイパーアームからブレードまでまる
ごと交換する事にしました。

さてさて、今回の部品交換費用なのですが

ワイパーアーム(2550円) ×2    ワイパーブレード運転席側(2000円)
ワイパーブレード助手席側(1950円)  ワイパー交換技術料(1400円) ×2
リアウインドウロアモール(3600円)  ロアモール交換技術料(8400円)
                     
合計 23850円(税別)



と、合計23850(税別)もの費用がかかってしまいました(笑) 予想以上に費用がかかっ
てしまったのが、リアウインドウロアモール(シールドアウトサイドウェザーストリップ)の交
換ですね。
もっと簡単に出来る作業かと思っていたのですが、リアウインドウ関連の部品である事か
ら交換作業は大変な様で、1日車をディーラーに預けての作業となってしまいました。もし
かしたら、一度サイドウインドウのユニットを取り外しての作業であったのかもしれません。


何にしても、交換したかいあって、デルソルは見違える様に綺麗になりましたっ!
まるで、本当に新車になってしまった様です(笑) いかにワイパーやリアウインドウロアモ
ールの劣化が、全体のイメージを著しく悪くしているかという事を実感してしまいますね。
費用は2万円以上かかってしまいましたが、劣化が酷く見栄えをかなり悪くしてしまう場所
だけに、交換してみた結果ドレスアップパーツを購入するよりも効果があったと言え、満足
度は高かったです。
これであとは塗装の劣化を解消する為に全塗装なんかを行う事が出来たら完璧なんです
けどね(笑)



● インテリア編

インテリアの中で、特に目立っていたのがエアコン表示板の劣化でした。
多分、多くの人が同じ症状で悩んでいると思いますが、エアコン表示に貼られているフィル
ムを長期間はがさないでおいた為に、フィルムが劣化して剥げてきた上、剥がそうとしても
剥がせなくなってしまいます。
これがまた、見た目をかなり悪くしてしまっているのですよ。
風量調整部は特に酷いですね。
フィルムはいつでも剥がす事が出来て、汚れてきたフィルムを剥がしてさえしまえば、また
新品同然の状態に戻す事が出来ると思っていたのですが、いざ剥がそうとしてみたらフィ
ルムが劣化してぼろぼろになり、完全に張り付いてしまって剥がす事が出来なくなっていた
のです。
運転席に座ると目に入ってしまう位置だけに、運転する度に交換したいと常々思っていま
した(笑)



で、用意したのは交換用パーツ。
エクステリア編ではディーラーに修理依頼を行いましたが、インテリア編では簡単に作業が
出来る事もあって自分で部品を交換してみる事としました。表示板だけを交換するだけで
すので、費用は安くできると期待していたのですが、これがまた結構高価でしてどちらも税
込みで1500円ほどしました。


風量調整表示と風方向表示の2枚で3000円の出費
ですね。
ちなみに、マニュアルエアコン用とオートエアコン用に2種類がありますので購入する時は
エアコンがどちらの種類なのかチェックしておく事が必要ですよっ!
もっとも、ほとんどの人がオートエアコンだと思いますが(笑)


さて、交換方法する為にはまず、古い表示板を剥がす必要があります。どうやって剥がせ
ば良いかと言いますと、もう必要の無い部品ですので無理やり剥がしてしまって良いでしょ
う。ドライバーなどを使って強引に剥がそうとすると、勢いあまってパネル部分を傷つけてし
まう可能性がある為、パネルを傷つけない様に注意しながら、端を指でつまむ事が出来る
くらいに剥がしてやります。



つまめる部分が出来るまではがせたら、そこを指でつまんでべりべりと剥がしてやればOK
です。剥がした時に両面テープが少し残ってしまいますが、これはこすってやれば簡単に
落とす事が出来ますよ。また、剥がす時に劣化したフィルムの屑がぼろぼろと落ちてしまう
ので、この点も注意が必要ですね。ちなみに私はドライバーセットに入っていた千枚通しの
様なものを使用してはがしました(まんまですな)まぁ、交換用パーツを購入した時に、ディ
ーラーにお願いすればこれくらいの作業は無料でやってくれると思うんですけどね。

貼り付け方は、交換用部品は貼り付け場所にぴったり収まりますので苦労する事なく交換
することが出来るでしょう。風量調整表示(丸い形状)は下側に切り込みがありますので角
度を間違えてしまう事もなく安心です。

さて、ここが今回の一番のポイントとなるフィルム剥がしです。きっと多くのデルソル乗りの
方は今でもこのフィルムが貼ったままになっており、その劣化具合に辛い思いをされてい
る事でしょう。私も、まさかこのフィルムがボロボロになって剥がせなくなってしまうとは思っ
てもいませんでした。
最初からこの保護フィルムを剥がしていれば、今回のこの出費はなかったであろう事を思
うと悔しくてなりません。積年の恨みをこめて、えいっ!と気合とともに剥がしましたよ(笑)



そしてこれが交換後です。交換前のぼろぼろの状態から、まさに生まれ変わりました。
頻繁に目に入る所だけに、ここが新品になっただけでまるで車全体が新品になったかの様
な気分になれます(笑)
皆さんもエアコンの表示部分がボロボロになっていましたらぜひ交換してみましょう。
たった3000円で大きな効果がありますよ。



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