シートの外し方






どんなにオープンカーの中で突出した輸送能力を持つデルソルとはいえ、それはあくま
でもオープンカーと比べた場合であって、ワゴンや1BOXなどと比べるとその能力はあま
りに非力です。
しかし座席と取り外し、その空間を輸送スペースとして使用するという事を憶えていると、
いざ何か大きな物を運搬しなければならないと時などに大きな効果を発揮します。
かなり簡単に外せる割りには、以外と知られていない事なので、皆さんも憶おくといざと
言う時に役立ちますよ。

とりあえずここでは、簡単なシート外し方法を紹介したいと思います。
要はシートを固定している4本のボルトを外してやれば良いのですが、そんな説明ではと
ても外し方を紹介する内に入りませんので、色々な外し方のコツを交えて紹介していきま
す。
まずはボルトの位置なのですが、シート前方に2本、シート後方に2本あります。
ボルトのサイズは12mmです。


ここがシート前方のネジ位置です。


シート後方のネジ位置です。

12mmというかなり一般的なサイズのボルトの為、スパナなどで外してしまいがちです
が、実はこのボルト、外側まで貫通している部分もある為に軽く腐食している場合があり
、今まで外した事がない場合ですとかなり締め込み具合が固くなっています。
その為、スパナなどを使用するとうっかりボルトの頭を潰してしまい、外す事が出来なく
なってしまう事もあるのです。
その為、スパナの使用は出来るだけ控えソケットレンチを使用して外す事を心掛けてく
ださい(これは、ボルト外し全般に言えます)
ソケットレンチはカー用品に行けば安い物でセット1000円以下の価格で購入できるの
で、今後の事を考えた出費としても、それほど大きな出費ではないと思いますよ。
ただし、安い工具は安いなりにへたりやすく、ネジの頭を潰してしないかねないので、余
裕があればしっかりとした工具を購入する事をお奨めします。
まぁ、高価なスパナを使うより、安いソケットレンチの方がまだましという事ですね(笑)


それから、シートはかなり大きいので、取り出す時などは結構大変です。
この時ルーフを開けておくと作業スペースが大きくなるので作業しやすいですよ。
ちなみに運転席側も同様の外し方なのですが、運転席はシートベルトの閉め忘れセンサ
ーがある為、配線を外さなければいけませんので、取り外す時はシートベルトの配線を
切ってしまわない様に注意して下さいね。


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