日焼けの話 |
日焼け とは一体何でしょうか?それは肌が黒くなることです(^^; ではなぜ黒くなるのでしょうか? それは、紫外線から体を守るために体内組織が変化するためなのです。 つまり、日にあたるから日焼けをするのではなく、日にあたっても大丈夫 なように日焼けすると言う事ですね。 そのことを念頭において、読んでくださいね〜(^^)/ 二つの日焼け サンタンとサンバーン 日本語で、「日焼け」は、実は二つの意味を持っています。 皆があこがれる《こんがり小麦色》のきれいな日焼けは、『サンタン』と言 い真っ赤っかになって、風呂にも入れない状態、日やけどを『サンバーン 』と言います。 まるでオープンとクーペの二つの顔を持つデルソルみたいですね(^^ゞ 英語ではきちんと分かれているの二つの意味も、日本語にすればなんと 同じ日焼けだったりします。 冒頭に書いたとおり、日焼けとは、体が自分の組織を守るために変化す ることで、紫外線にあたるとメラニン色素が増えて、結果黒くなるのです。 しかし、直射日光にあたるとすぐに黒くなるサングラスのように、人間の からだは急な反応は出来ません。 どういう事かといいますと、日光から体を守るために黒くなるのですが、ま だ黒くなっていないのに、日光にあたってしまうと、皮膚の奥にある組織 が紫外線に焼かれてしまい、サンバーンになってしまうのです。 真っ赤っかになり、常に発熱状態になったり、水脹れが出来たり。 日火傷も火傷と同じ事ですので、体全体の80%以上がそうなった場合、 死亡する可能性もあるのです。 (毎年、いろいろな海水浴場で、日焼けによる死亡者が出る様です。) しかも、昼間の紫外線は厄介なことに波長が短く、体内のかなり奥まで染 み込んでくるのです。 紫外線は遺伝子レベルで生物を殺してしまいます。 正常な細胞をガン細胞に変えてしまうこともあるので、皮膚癌を引き起こ す可能性があるのです(^^;;いやーんな感じですね。 無茶な日焼けをすると、シミやホクロが出来る事がありますよね? 上手に日焼けをするためには、体が徐々に日光に絶えられるようにする ためにするのが一番であり、短い時間でいっぺんに日に焼こうとすると、 すっげー危険な訳なんです。 日中の紫外線は波長が短く皮膚の奥まで入ってくるため、ある程度黒くな るまで避けた方がいい様です。なるべく肌を露出しない格好がベターと言 う事ですね。 特に、ここ数年。オゾン層の減少により紫外線量は増加していますので、 日焼けがしたい時は朝や夕方の波長の比較的長い紫外線から始めた方 が良いようです。 ですが、もちろんいっぺんに焼いてはいけません(^^; 今日は初めてだから5分間。明日は10分間。明後日は15分。 そして30分、1時間・・・と、徐々に長くしていくときれいに日焼けできる様 です。 日焼けするときは、サンオイルやローションを塗ると良いみたいですね。 日焼けを終えた後も、肌の手入れが大切と言う事です。 また、メラニン色素生成時に消費される大量のビタミン類の補給も大切で す。 特にビタミンCやビタミンEを日焼け前後に摂取すると良いらしいですよ。 日焼けをしている前後のたばこは止めましょう(^^;なぜかと言うと、せっ かく摂取したビタミン類が壊れてしまうからです。 こうして日焼けをすることにより、何枚も皮がむけたり、赤くはれて風呂に も入れないって言う状態に陥ることはなくなるでしょう。 元々色が白い人が、赤くはれて日焼けが出来ないという理由は、白いと いうのは、とりもなおさず紫外線が皮膚の奥に直接入り込んでいるからで 、上記のように徐々に体を変えていった場合、きれいな小麦色になれるっ て事です。 忙しくて、普段外を出歩けない人が、短い夏休みをもらって、 「この機会に、真っ黒に日焼けするぞ」と張り切って、日焼けをすると、真 っ赤になってしまう理由が、お分かりになりましたでしょうか。 (実は私もその一人です(^^;) 日焼けというのは短い時間でどうなる物でもありませんので、根気よくが んばっていきましょう。 さぁ、今年の夏は小麦色のお肌でラテンな雰囲気を醸し出し、デルソルの オープンエアーを楽しみましょうっ(^^)/(笑) |