トランクの雨漏り |
リアダンパー上部より発生している雨漏りです。 リアダンパーの少し上にある継ぎ目から雨漏りが発生し、トランク内を水浸しにし てしまうトラブルです。 トランク内が濡れてしまう為、本などの水分を嫌う荷物を積む事が出来なくなって しまい、デルソルの使い勝手が著しく阻害されてしまいます。 それ以前に、トランク内に水が進入してしまうという事自体、嫌なものですね。 トランク内のボートがやたら歪んでいたり、水が染み込んだ様な跡があった時に は要注意です。 知らずに発生している事が多いので、皆さんも一度点検してみて下さいね。 症状の違いこそあれ、ほとんどのデルソルの発生していると考えられるトラブルと 言えます。 原因は色々と考えられますが、一番雨漏りが激しいと思われる場所はCピラーガ ーニッシュ下にあるクリップです。 位置的にも、ダンパー上部の雨漏り箇所直上にあり、ここから進入した水が進入 した分だけトランク内に入り込んでしまいます。 新品の時はクリップがしっかり固定されているのか接着剤が効いているのか雨漏 りは発生していない様ですが、時間が経つごとにクリップとボディに隙間が発生し そこから雨漏りが発生する様ですね。 雨漏りは、ここをしっかりとシーリングすれば、ほとんど防ぐ事が出来る事でしょう。 雨漏りに困っている人は、ディーラーでトランクボードの交換といっしょにシーリン グ(雨漏り個所を塞ぐこと)をしてもらいましょう。 Cピラーガーニッシュは、車載工具だけでも外す事は可能ですが、はめ込み具合 が硬く、外す時の力の入れ具合が難しいため、ディーラーで外してもらうのが一番 かと思います。 下手をするとCピラーガーニッシュを割ってしまう事になってしまいますからね。 外し方はトラブル集の「Cピラーガーニッシュの外し方」で紹介していますよ。 ほとんど雨漏りは発生していない様ですが、ここもシーリングをしておいた方がい いかもしれないですね。 とにかく、クリップ部からは時間が経過してパッキンや接着剤が劣化するほどに 雨漏りが発生しやすくなると思います。 気になるところは全てシーリングしてもらうのが一番でしょう。 当初心配されていた、トランク部ドレンや、リアウインドウの隙間からの雨漏りは ほとんど心配しなくても良い様です。 排水経路が、リアダンパー上部とはかけ離れている事もあって、もしここが原因で 雨漏りが発生しても別系統の雨漏りとなる事でしょう。 リアダンパー上部からの雨漏りとは関係ないといえます。 |
デルソル会議室より引用
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