チルターギアセッティング不良 |
井坂 さん 新しいプラスチックギアーに変えたところ不具合が生じて困っています。 どなた様かチルターギアのセット方法をご教授お願いいたします。 症状としてルーフサイドロック解除、ドアーウインドー下降、トランクリッド上昇、ルーフチルター 上昇、までは稼動いたします。次にルーフスライダーが稼動しません、現在ルーフチルターギ アのマークが合っている位置からルーフチルターギアを2歯左に回して位置ぎめをしています。 むーぶ おそらく、新しいギアのセッティング不良と思います。 チルターが限界まで上昇していても、上昇しきったというセンサーが働いていない為、次の工 程(ルーフスライダー稼動)に移る事ができないのではないでしょうか? 一応、見つけているとは思いますがこちらを参考にしてみて下さい。 チルターギア交換 http://www.delsol.sakura.ne.jp/mainte/maint31.html あ、あと念に為に確認しますが、センターロック(ルーフの後方中央にあるレバー)が最初から 「OPEN」のままになっていませんか? ここがオープンになっていると、トランストップは途中までは動きますがルーフスライダーが出 るところで安全が効いて止まってしまいます。(井坂さんと同様の症状が出ます) 一度確認してみてください。 井坂 さん 早速のご教授感謝いたします。 @センターロックピンの確認、(入り→ロック状態)とAチルターギアの位置(ギアキツト取り付 け説明書→ルーフチルターギアの三角マークを合わせ、スプラインギアを2歯、左に回した位置) 本日、再度トライいたしました結果、ブザー音がするのみでドアーウインドウーすら下降しなく なりました。 そこで1度手動でトランクリッドの昇降→チルターギアの昇降、ルーフスライダーの前後。 7.5Aとバッテリーを外しセンサーリセットを試みましたが反応なしでした。 なんらかの信号がコンピユーターに残っている結果でしょうか? デルソルのホームページ(トランストップが動かない)でむーぶさんとkannさんのミーティング中 にコンピューターの完全な電源遮断とありましたが、コンピュータはどの位置にあるのでしょう か(コンピュータを車体から外し完全な電源遮断)センサーのリセットを試行したくお伺いいた します。 よろしくお願いいたします。 むーぶ おそらくはスプラインギアを2歯ずらしている事により、正規の位置までチルターが上昇しなか った為と思われます。 (もしくは上昇しすぎている) ギアキット添付の取り付け説明書は見なかった事にして、 チルターギア交換 http://www.delsol.sakura.ne.jp/mainte/maint31.html こちらの取り付け方を参考にして取り付け直してみてください。 もちろん、スプラインギアは元の位置に戻してからですよ。 交換前の最初の状態に戻してやる感じでやってみてください。 交換前は動いていたのに、交換後に動かなくなったという事は交換作業に問題があったと考 えられます。 問題点をチルターユニットに絞って考え直してみると良いと思いますよ。 ドアウインドウが下降しないのは、トランストップの動作条件がなんらかの理由で整っていない 為と思われます。 トラブルが発生した時はうっかりミスも大きな故障原因と思いこみがちになってしまいます。 サイドブレーキがしっかり引かれているか?リアウインドウは開いていないか?トランクは確 実にロックされているか?手動で動かしたスライダーは正常な位置に戻っているか?などなど チルターギアを交換し、配線をチェックし、リセットをかけてからトランストップの動作条件を確 実に整え、再チャレンジして見てくださいませ。 ちなみに完全なリセットはディーラーへ持って行って特殊な機器を使わないと出来ないと聞い ています。 てつ さん 私も以前同じような不具合があり復旧した事がありますので、ご参考までにお知らせしたいと 思います。 下記が以前書き込みさせて頂いた内容です。何らかの助けになればと思います。 −−−−− 最近、トランストップが作動不能になり試行錯誤の末復旧しました。皆様のご参考までに書き 込みますので、同様の不具合がありましたら試してみてください。 症状は、チルターギアがトランストップ作動中(オープンへの移行中)に破損し、その後、ギア の修理を終えたのですが、ルーフロックを外し、オープンしようとした時にエラーブザーが鳴り、 まったく動かないというものでした。 バックアップヒューズの取り外し、バッテリーアースの取り外し、ルーフコントローラのハーネス の取り外し、コントローラの取り外しを全て試みましたが直りませんでした。 が、一旦手動でオープン状態にした状態からのリスタート(クローズへの操作)を試みたら正常 に復旧しました。 考えられる原因としては、コントローラが@クローズ→オープン、Aオープン→クローズという 2つのステートを記憶しており、このシーケンスの途中で異常が発生した時に電源を落としても ステートはリセットされない為ではないかと思われます。 つまり、クローズ→オープン(ステート@)の時に異常が起こったら、手動でクローズに戻すとス テートAの状態になってしまいコントローラは異常と判断してしまいます。 ですからクローズに戻すのではなく、オープン状態にしてシーケンス@を完了させてやる必要 があります。 私はトランストップのSW開発者ではありませんが、類似のものを扱っていますのでこのような 原因ではないかと思います。宜しければご参考にして下さい。 井坂 さん むーぶさん、てつさん アドバイスありがとうございます。前日よりチルターギアの位置を三角印の合った位置に戻し、 今朝より再トライいたしました結果をご報告もうしあげます。 ルーフサイドロック解除→open/close押し続けるも反応なし→リセット→電動にてトランク開閉 →ルーフサイドロック解除→open/close押し続ける→ウインド下降→トランクリッド上昇→ぴー ぴー連続警告音なりっぱなし→次の工程ルーフチルターの上昇不能との結果になりました。 むーぶさんご指摘のとおり前日手動にて開閉した際にトランクが確実にロックされていなかった ためと1問解決いたしましたが。。。 本日、新たなトラブル発生いたしました。トランク施錠、ルーフスライダー確認のため手動でト ランク上昇作業開始したところ3cmぐらい上がりますがその後ハンドル硬くて回せなくなりまし た。昨日問題なくむしろスムースに手動作業可能だったのに。。。熱がでそうです。 昼から再度手動開閉できるか挑戦するつもりです。 井坂 さん むーぶさん、てつさん お世話になっています。昼より手動開閉装置に挑戦いたしました。 結果、ストラップを解除せず手動回転さそうとした為だと判明いたしました。 初歩的なミスとお笑いください。 そこで、てつさんのアドバイス通りに、手動でトランクリッド上昇、ルーフチルター上昇→ルーフ スライダー前進、とのOPEN状態を作り、REVERSEボタン押しましたが警告音がするのみで元 の状態に戻す(CLOSE操作)不可能で復旧できませんでした。 次に手動にてルーフスライダー収納→ルーフチルター下降→トランクリッド下降→ストラップ解 除。(この時に警告音がなり止まないのでリセット後電動にてトランクリッドの上、下降すると警 告音が止まりました。)次にむーぶさんアドバイスの交換前の最初の状態(センサーギア同士 に印がついている位置設定)で2度目のトライアルしたところ、トランクリッド上昇→ルーフチル ター上昇→警告音継続、次のルーフスライダー前進不能。となりました。 今朝センサーギアを元に戻した1度目のトライアル時にチルターギア上昇不能状態から、2度 目のトライアルでルーフチルターギア上昇は改善したものの、昨日スプラインギアを左に2歯 回した位置決め(ギアキット添付の取り付け説明書)後の操作結果と同じ状態でルーフスライ ダ前進ができませんでした。 恐れ入りますが、再度のアドバイスあればご指導お願いいたします。 本日、気がついた事ですが、この作業で警告音がつきものの為、ご近所の迷惑をおかけする 事を避けるため、裏山中で作業をしています。警告音が続きますと、野鳥のシジュウガラが群 れおなして集まってき来ました、偶然かと推察しますが、まるでがんばってデルソルを元の状 態に戻しヤーとさえずっている様にも聞こえ力強く感じました。小生とどうよう野鳥のシジュウ ガラもデルソルのファンかも。。。 てつ さん どの工程でチルターギアの故障が起こったか覚えていますか? 例えば、CLOSEからOPENの工程中に故障が起こったのなら、手動で、トランクリッド上昇→ チルター上昇→スライダー前進→チルター下降→スライダー後進→トランクリッド下降を行っ て、完全にOPENの状態にしてみて下さい。 トランクリッド、チルターなど電動で動くところは電動でもかまいません。その後、REVERSE の方向じゃないボタンでCLOSE操作を行ってみて下さい。 自分の経験から勝手なことを言ってしまって申し訳ありませんが、お力になれればと思います。 なかなか直らない時はつらくて愛車への愛情が薄れそうになりますが、頑張って下さい。きっと 直りますよ。 むーぶ 今回私はいくつか質問をして、現状把握をおこなってみようと思います。 名称はギアセット添付のマニュアルに準じます。 1.アイドルギアを交換する前、トランストップは問題なく動作していましたか? 2.ギアセットのマニュアルを参考に交換をおこなったとの事ですが、マニュアル通りに 分解を行いましたか?(もししていなくても、これから分解はおこなわないで下さい) 1)ロックプレートの取り外しは行いましたか?(1ページ目) 2)ウォームベースCOMPの取り外しは行いましたか?(2ページ目) 3)スプラインギアは10mmほど引き上げて回転させましたか?(3ページ目) 4)シネックスゲージを使用してロックプレートを取り付けましたか?(5ページ目) 5)センタロックSWを指で押さえながらロックプレートを下げましたか?(6ページ目) 3.本日の調査にてアイドルギアを取り付ける時、ここのサイトの「チルターギア交換」の 手順通りに行いましたか?ギアセット添付のマニュアルに記載されているから知っていると 手順を省いていたりしませんか? (特にセンサーギアとシャフトを上下させるギア(スプラインギア)の位置関係は重要 です) 4.>次にむーぶさんアドバイスの交換前の最初の状態(センサーギア同士に印がついてい る位置設定)で2度目のトライアルしたところ アイドルギアを組み付けた時、センサーギアの印はずれているのですか? 5.再度質問しますが、スプラインギアの設定はマニュアル通りに正しく取り付けを行いま したか? ここは単純に「スプラインギアを2歯左に回す」ではなく 「一度スプラインギアを10mm引き上げて右に回らなくなるまで回し (スプラインギアの位置設定を最下限にあわせます。この時、スプラインギアとルーフチ ルターギアは縁切りされており、スプラインギアを回してもルーフチルターギアは回転しま せん) スプラインギアを引き上げたままの状態でルーフチルターギアを右に回らなくなるまで 回してルーフチルターギアの三角マーク(センサーギアの印)を合わせます(センサー 位置の設定) スプラインギアとルーフチルターギアとはめ合わせた後にマーキングを実施して、スプ ラインギアが最下限にある時のセンサー位置を把握してます。 その後、スプラインギアの2歯右にマーキングを行い、スプラインギアを10mm引き 上げ(チルターギアとの縁切り)2歯左に回してマーキング同士を合わせてセットします」 という事です。 スプラインギアが最下限にある位置よりも、2歯分上に動かした位置でルーフチルターギア の三角マークが合う様にセッティング という事です。 (2歯分動かした後でも、三角マークは合っている状態のはずです) 間違いなくこの作業が行われていますか? お手数ですが、上記の質問にお答えくださいませ〜 どうもギア組み込み時にセッティング不良によって上昇後のチルターからの信号が出せない状 態にあり、次工程(スライダー移動)に移る事が出来ないような気がしてなりません。 井坂 さん てつさん、お励ましのことば感謝いたしております。 チルターギアのセッティンを先に優先させていただき、後日ご指摘の作業をし、ご報告もうしあ げますのでよろしくおねがいいたします。 むーぶさんかさねがさねお世話になります。 1.アイドルギアー交換する前、トランストップは問題なく動作 しましたか? クローズ状態からオープン移行時のルーフチルター上昇時に ギアが破損した為、アイド ルギアー交換、交換以前はトランストップ 問題なく稼動。 2.1)ロックプレートの取り外しは行いましたか? 行いました。 2)ウオームベースCOMPの取り外しは行いましたか? 行いました。 3)スプラインギアは10mmほど引き上げて回転させましたか? 10mmあげて回転させました。 4)シッククネスゲージを使用してロックプレートを取り付けましたか? 0.25のシックネスゲージがなかったので、チルタ頭部六角形の1辺分をゆるませロック プレート六角穴にセットしてワッシャC、ねじをしめました。 5)センターロックSWを指で押しながらロックプレートをさげましたか? 指で押しながらさげました。 3. 手順どおり作業いたしました。 4. センサーギアの印はずれていません。 5. 正しくセットいたしました。 ※チルタ ユニット ギアキット説明書の3頁13.ギアの位置決め2)ルーフチルタギアを右に とまるまで回し、。。。。とありますが、 この点アドバイスいただきたいのですが、ルーフチルタギアの三角印とセンサーギアの三角印 はルーフチルタギアを左に止まるまで廻さなければ両歯車の三角印が合いません.説明書のと おりチルタギアを右に止まるまで廻せば片方の三角印のついた,センサーギアは左回りで14 回の節を刻み三角印が合いません。この点文章が間違っているか、ギアの故障か今回の不 調原因なのか疑問に感じるところであります。 本日、3回目のカバー外しました。 1回目→説明書どおり2歯戻した時。 2回目→むーぶさんからご指示いただき説明書を無視し マークとマークを合わせた時。 3回目→3/10 セット時と同じ位置に戻り三角印が合っています おかしな結果に遭遇しています。スプラインギアを10mm上げ右に止まるまで廻すと1回目に マーキングした位置を基準にすれば、スプラインギアが1歯左にずれています。 以上ご報告もうしあげます。 むーぶ 詳しいお返事ありがとうございます。 マニュアルに準じたセッティングには問題ないようですね。 かなり正確にマニュアル通りに作業が行われている事から、ここのサイト情報を参考にするの は中止して、マニュアル基準で作業を続けた方が良いかもしれません。 現状把握 ・ギア交換前は問題なく動いていた。 これによりユニットやコンピュータには問題がないと思います。 問題はギア交換とセッティング時に発生しているといえますね。 ・動作途中でチルターギア破損発生。 チルターが途中停止した状態から復旧作業を行ったという事で、 なんらかの設定不良がチルターユニットに発生した可能性がありますね。 ・途中停止(ルーフスライダーが出てこない)はするものの、トランストップは起動する。 この事から、トランストップの起動時の条件は整っている事が分かります。 問題点は、チルター もしくは ルーフスライダーに絞られますね。 上記の事より、チルターユニットのセッティングに問題があると仮定したいと思います。 >この点アドバイスいただきたいのですが、ルーフチルタギアの三角印と片方の >三角印はルーフチルタギアを左に あ、たしかにこれはマニュアルが間違えていますね。左回転で良いと思います。 で、私の考察ですが、スプラインギアとルーフチルタギアの位置関係に問題があるのではない かと思います。 予想1.スプラインギアが最上限にきてこれ以上上昇できない状態にも関わらず、 ルーフチルターギアの位置が上限設定位置に来ていない。 予想2.ルーフチルターギアの位置が上限設定位置に来ているのに、スプラインギ アが最上限に来ていない。 これにより、ルーフスライダーが出てくる条件が整っていないと判断されているのではないでし ょうか? で、対策ですが、まずはもう一度 ギア添付のマニュアル通りにギアをセット(2歯分戻し)でセ ットして動作を行ってみて下さい。 この時、左右にあるスプラインギアは同様の設定を行うようにして、プレートに傾きが発生して いない様に注意して下さい。 あ、設定時に、スプラインギアを右に止まるまで回した時、図の赤丸の位置に隙間が発生して いないか確認して下さい(左右ともに確認) http://www.delsol.sakura.ne.jp/gearch0.jpg ここに隙間が発生していると、スプラインギアが最下限にない事になりますので、何かが異物 が噛みこんでいる可能性があります。 次に、1歯分戻し(左回し)でセットして動作確認(予想1対策) それで駄目ならば、3歯分戻し(左回し)でセットして動作確認(予想2対策) さらに駄目ならば、4歯分戻し(左回し)でセットして動作確認(予想2対策−2) と少しずつずらしてみて下さい。 もしこれで駄目ならば、ディーラーへ持ち込んでどんなエラーでトランストップが動作していない かチェックしてもらうと良いかもしれません。もしかすると私の予想とまったく違うエラー信号が 出ているかもしれませんしね。 もう一度まとめるとして、今後の調査としては 1.2歯分戻しで実行(マニュアル通り、再確認の為) 2.1歯分戻しで実行 3.3歯分戻しで実行 4.4歯分戻しで実行 といったところでしょうか?面倒かもしれませんが、一度確認をしてみて下さいませ。 あ、マーキング作業も一からやり直してみて下さいね。 井坂 さん お疲れの時間帯にいつも適切なご指示を賜り感謝もうしあげます。 ご指適の赤丸の場所に0.1〜0.2mm位の隙間が生じています。 どちらかといえば左0.1mm,右0.2mmでプレートカバー上から押さえればベースに密着する状態 です。 左右とも異物と混入の形跡ありません。 明日朝より1〜4項目TRYの上結果ご報告もうしあげます。 再度よろしくお願いいたします。 むーぶ 0.1〜0.2mmほどであれば、ギア同士をかみ合わせた時のわずかな誤差で発生する程度と思 われますので、問題ないと思います。 スプラインギアの最下限設定はOKみたいですね。 1mmクラスの隙間がある事を危惧していました。 交換前は問題なく可動していましたので、必ずどこかにセッティングの合う位置があると思いま す。(チルターユニットはかなり固体差が激しいです) 繰り返しの作業で大変とは思いますが、頑張ってくださいませ。 井坂 さん お世話になっています。今朝より4項目テストしました結果をご報告もうしあげます。 テスト4.(4歯分戻しで実行)ルーフスライダーが反応しました。 ドアーウインドウ下降→トランクリッド上昇→ルーフチルタ上昇→ルーフスライダー前進→ルー フチルター下降(1cm)→ルーフセンターハンドルのOPEN 操作不能。 REVERSEにてこの操作工程を4度試行いたしまして本日テスト終了いたしました。 4度ともセンターハンドルを何とかOPEN 側にと力を加えましたが 他の箇所が破損しそうでテストを終了、とりあえず結果報告させていただきました。 REVERSEにてルーフスライダー後進終了時、ルーフ左側にこすれる音がしますがトランクル ーフに納まります。 本日、おかげさまで、何か明かりが見えてきたような気がいたします。 更なるアドバイスを賜れば幸甚にぞんじます。 むーぶ まずはルーフスライダーの反応おめでとうございます。 一歩前進ですね。調査作業本当にお疲れ様でした。 これで一番心配していたセンサー関係の故障ではないという事が判明しました。 新しく発生したセンターハンドルが固いという症状ですが、デルソルの中には同様の症状が 発生しているものも多くありますし、急勾配の場所で無理にトランストップを行おうとしても固く なります。 これは、スライダーとルーフの位置関係が悪い為、ハンドルの動きが悪くなっていると思われ ます。応急的な対策であれば、センターロック切り替え時にルーフの前側(フロントガラス側) を軽く持ち上げてルーフの位置切り替えを補助してやるとセンターハンドルを楽に切り替える 事が出来ると思います。 おそらく、井坂さんのデルソルはギア交換前はセンターハンドルが楽に切り替える事ができて いたと思います。今回、センターハンドルが固くなる症状が発生したのは、チルターユニット 等を分解した事により、微妙にチルターユニット、ルーフ、スライダーの位置関係がズレてしま った為と思われます。 センターハンドルの固さはデルソルの個体差と思っていましたが、今回のトラブルから考える と、チルターユニットなどのセッティング調整で改善できるトラブルなのかもしれませんね。 これはぜひとも原因を追究したいところです。 話を戻しまして、スプラインギアの歯戻しの件について。 4歯戻しでセンサーが反応したとの事で、どうやら今回のセッティング不良の原因は予想2で あったようですね。3歯戻しでは駄目で、4歯戻しでOKという事は現状でもかなりシビアなセッ ティング位置にあるといえるのかもしれません。 3歯戻しではプレート上昇の位置が低すぎ、4歯戻しで何とか条件達成という事ですね。 5歯戻し はやりすぎかと思っていましたが、一度5歯戻しもチャレンジしてみると良いかもしれ ません。 で、今後の対策ですが、まずはチルターユニットの取り付け位置を確認してみて下さい。 チルターユニット取り付け時、ただ取り付けただけではなく、できるだけピラー側に押し付け るようにして取り付けてみてください。 取り付けネジと穴径のわずかな隙間ではありますが、リフトアップする位置がわずかながらに ずれているため、センターロックの切り替えが固くなっている可能性があります。 もし、上記の対策でもセンターロックが切り替え難かった場合は、一度でルーフに手を添えて センターロック切り替えを補助する方法で切り替えが可能か試してみて下さい。 ギア交換前よりもかなり固くなっていると思いますので、手で補助した状態であってもギア交 換前と同様の楽さで切り替えは出来ないかもしれません。 とりあえず、これで切り替える事が出来たなら、センターロックが固いという症状は残ったまま とはいえ、トランストップを動作させられるという事が確認できます。 その後、スプラインギアの5歯戻しを試してみると良いと思います。 4歯戻しの時と5歯戻しの状態で、センターロックの切り替え具合が変わったのならば、チルト アップ量の微妙な違いがセンターロックの固さに影響していると言えるかもしれません。 今後の対策をまとめてみると 1.チルターユニット位置確認 2.ルーフを手で補助(軽く持ち上げ)でセンターロック切り替え 3.スプラインギア5歯戻しで症状の違いを調査 といったところでしょうか? 変更したとき、変更前とどんな違いが発生したのか注意しながら作業を行ってみてくださいま せ。シジュウカラも応援しています。頑張ってくださいね。 ルーフの擦れる跡ですが、スライダーユニットは時間が経過することで微妙にたわみが発生し ているらしく、ルーフ収納時にルーフと干渉してしまう事があるようです。 (ルーフがトランクリッドに収納される時に軽く当たってしまうみたいですが) ルーフスライダーの傷跡 http://www.delsol.sakura.ne.jp/trouble/troudl66.html このあたりは古い車なので仕方がないと思うしかないかもしれませんね。 井坂 さん むーぶさん 本日、デルソル本来の美しさをとりもどすことができましたとても感激しています。ありがとうご ざいました。 試験結果次の通りです。 >1.チルタユニットの位置確認 >2.ルーフを手で補助(軽く持ち上げ)でセンターロック切り替え >3.スプラインギア5歯戻して症状の違い調査 1.ユニット位置をピラー側にできる限り押し付け再取り付け実施 ロックハンドル硬く動かず何とか1/4 OPEN 側に移動。 2.右手で軽く持ち上げ何とかぴぴぴ音(毎秒6回)に変化 ロックハンドル1/4 OPEN 側に移動。 3. 戻し歯数 ロックハンドル位置 左手親指圧 右手補助 5 1/4 重圧 ○ 6 1/2 重圧 ○ 7 1/2 中圧 ○ 8 OPEN 側 中圧 不要 9 〃 小圧 10 〃 回復 ※戻し歯数10でギア交換前と同じセンターロック操作可能となりました。 以上むーぶさんご指摘のとおり歯車の微妙な調整でロック操作変化することが判明いたしまし た。 それにしても、美人とつきあうには、忍耐と努力、体力、気力、を必要とする事に痛感させられ ました。むーぶさん本当にありがとうございました。 てつさん、励ましの言葉ありがとうございました。 てつ さん 井坂さん 復旧おめでとうございます。自分の事のようにうれしく思っています。 むーぶ デルソルの修理完了おめでとうございます。 ひとえに、井坂さんのデルソルへの愛情と努力の賜物の成果と思います。 数パターンにも及ぶ歯戻しの調査本当にお疲れ様でした。 私は5歯戻しまでしかアドバイスできませんでしたし、その時点でルーフの手補助によってトラ ンストップが動作可能となっていた事より、それ以上 歯戻しは行わない方が良いと伝えてい たと思います。 デルソルの元の姿を取り戻したのは、井坂さんの力です。 何よりも、今回の件では井坂さんのおかげでセンターロックハンドルの固さに関する問題につ いても、解決できる糸口をつかめそうですね。 チルターユニットのスプラインギアのセッティング位置がセンターロックハンドルの固さに影響 しているらしいという重要な情報を知る事ができました。 センターロックハンドルの固さに悩まされているデルソル乗りにとって、この情報はとても有益 なものになると思います。 私としてもさらに詳しく、センターロックハンドルとスプラインギアのセッティングとの関係を調べ てみたいと思いますよ。 また、ユニットによってはギアセットのマニュアル通りに交換を行うと動作しなくってしまう可能 性があるという事も分かりました。 チルターユニットの精度誤差によるものなのか、それとも長年の使用によりへたりやたわみで、 従来のセッティングでは調整しきれない状態になっているのかは分かりませんが、スプライン ギアの2歯戻しでは動作しない場合があるという事は事実の様で す。もしかするとディーラーの中には、マニュアル通りに交換を行って動作しなくなり、仕方なく ユニットごとの交換を行いその負担をユーザーが被る事になってしまったなどという事も発生し ていたかもしれませんね。 ホームページではこの点についてもしっかり啓蒙活動を行っていきたいと思います。 何にしても、井坂さんの努力のおかげで様々な事を知る事ができました。 どうもありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。 苦労に分だけ、デルソルへの愛情もさらに深くなった事と思います。 これからも存分にデルソルライフを満喫して下さいね。 てつ さん> アドバイスありがとうございます。手動により初期化状態を作り出すという方法は症状によって は非常に有効だと思います。 今回は結果としてチルターユニットのセッティングではありましたが、こういったトラブルの解決 には多くの人の経験が必要不可欠と思いますよ。 またぜひ、困っている人へのアドバイス&励ましの言葉をお願いしますね。 TAC(つくば) さん 本日、こちらの掲示板に大変助けられた事があったのでお礼も兼て報告させて頂きます。 今日は、久しぶりの休日でしかもポカポカの陽気だった事もあり4ヶ月ぶりのオープンを楽しも うとスイッチを入れた所ルーフ上昇途中でチルターギアがストップ リバースも効かず、カギでトランクも下げる事も出来ない 参りました、近所の奥様方が注目してる中でのストップでした。 ギアは昨年「16回目」の募集で取り付けた金属製ギアだった事もあり安心しきってた中でのト ラブルです。 1:とりあえずヒューズボックスでリセット、トランク「鍵」により下降 2:手動開閉用ユニットによりチルターギア下降(初めて使いました) 3:屋根取り外し&チルターギア取り外し 予想ではギアに何か噛んでいるかと思っていたのですがそんな様子はナシ。 そんなこんなで手動開閉用ユニットを少しずつ回しながら点検していたら アイドルギア等がバラバラっと下に落ちてしまいまして・・・ えぇ。自分のせいでハマりました(笑) そこで、これ又初めての備え付けマニュアルを参照するも四苦八苦。 初期位置出しに煮詰まっていたら「愛デル」の掲示版に出ているじゃないですか 何てタイムリー!助かった。 4:ギア全体の状態は明らかにグリス不足と見受けられる事から 手持ちのマルチパーパス1号を少し多めに塗布 (前回金属製ギア取り付け時は車屋さんの助言から少々少なめに塗布) 5:>ルーフチルタギアの三角印と片方の三角印はルーフチルタギアを左に ここです、私も悩みました。お陰ですっきりしました ルーフチルタギアをマニュアルとは反対方向でセッティング 6:スプラインギアはとりあえずマニュアルに沿って2歯回し 7:(疑問)説明書にあるチルタユニットカバーの「スプラインギアのスラストワッシャー」が 付いてない? 前に開けた時は気が付かなかったが、 このユニットだけなのか?説明書の間違いなのか? 考えてもしょうがないのでこのままカバーを取り付け固定する 8:(発見)プレートに結構なガタツキ有り ゴム製のプレートカバーをめくるとフラットスクリューが相当緩んでいるので締め直す。 9:通常取り付け&試運転 10:作業開始から2時間半 やっと動く!。。。でも、もう夕方。 推定原因?@ グリス塗布不足?金属製ギア取り付け後1度だけメンテを行いましたがその時使用したの が某シリコーングリス、今回それがユニットの中で固着しておりました。 推定原因?A プレートのガタツキ?ガタツキは相当でしたが設置時にそれがどの程度トランストップに影響 を与えるのかは正直よく解りません。 今回の件では、皆さんの話題が大変参考になりました 本当に有り難う御座いましたm(_ _)m むーぶ TAC(つくば)さん> ギアのセッティング報告ありがとうございます。 TAC さんの場合は、ギアセットのマニュアル通りの2歯戻しで問題なかったようですね。 チルターユニットはかなり精度に差があるようですので、マニュアル通りのセッティング可能な ものと駄目なものがあるという事なのでしょう。 どれくらいの割合で発生しているかはまだまだ情報不足ではありますが、現段階で言えば 「ルーフチルタギアとスプラインギアは現在のセッティングを変更しない方が良い」 といえるかもしれませんね。 もしくは、スプラインギアを引っ張り上げる時、最初の設定にしっかりと印を付けておくなどの 対策をとっておけば、動かないトラブルが発生した時に元に戻す事が出来ますね。 井坂さんからいただいた情報によりますと、井坂さんのチルターユニットは10歯戻しで回復 しましたが、11歯戻しではチルターが動作しなかったとの事です。 スプラインギアの調整範囲は2歯戻し〜10歯戻し あたりと思われますので、センターロック レバー固さに悩んでいる方は現在位置をしっかりと把握した後、スプラインギアの調整をその 範囲内で行ってみると良いかもしれませんね。 ちなみに、TAC さんのスプラインギアのスラストワッシャーの件ですが、左右に2枚とも なかったのでしょうか?ここのワッシャーは厚みがかなり薄く(0.3mmくらい)、一見し た限りではギアの回転でカバーが削れて地金が現れ、白くなってしまっているように見えてし まいます。またチルターユニットを外す機会がありましたら、一度再確認してみて下さいませ。 TAC(つくば)さん 丁寧な補足、有り難うございます。 正直、井坂さんのようなケースも覚悟しておりましたが幸いにして2歯戻しで正常状態になった ので安心したところです。 チルターユニットの精度にかなり差があるらしいとの事ですが、これが年月劣化なのか 生産ロットの違いなのか興味があるところですね。 参考に当方の青デルはEG2の120番台になりましてかなりの初期型です(笑) >スプラインギアのスラストワッシャーの件 見逃してしまったんでしょうか? 夏前にもう一度メンテする予定なので確認してみますね。 |